DroidKaigi2018のチケット販売が開始されました。公式アプリのリポジトリはどこにあるのか？いつ公開なのか？といった声を何度か見かけたので、2018の方針やスケジュールを簡単に書いておこうと思います。
過去の公式アプリ
DroidKaigiでは、2016年、2017年の2回の公式アプリをOSSで作り上げました。Contributeしていただいた皆さんのおかげで、とてもよいアプリを作ることができました。
この取り組みが始まった経緯や盛り上がりについては、以前書いた記事に少しまとめてあります。
2018公式アプリのAuthor
2016年、2017年は私がAuthorとして初期のプロジェクト作成、Issue整理、Pull Requestレビューなどを主導していましたが、2018では@takahiromさんにお願いすることにしました。
特定の人がやるよりも変化していった方が面白そうですし、自分もイチContributorとして関わってみたいと思ったからです。
@takahiromさんについては、以前からQiitaやイベントで知見を丁寧に公開しているのを見ており、人柄も和やかでAuthorになってもらえたらいいなぁと思っていました。こういう取りまとめ役というのはやらされてる感を感じた瞬間につまらなくなってしまうので、強要しないよう細心の注意を払って依頼したところ、快諾いただけました。
現在、@takahiromさん主導でアプリの設計やデザインを進めています。自分が言うのも何ですが、ここ数年で最高の出来になる気がします。
もしどこかのイベントで@takahiromさんに会った時には、ぜひ公式アプリの設計や機能の話をしてみてください！
リポジトリ公開までのスケジュール
2017の時は最初のPull Requestを作ったのが1/16で、開催まで7週間を切ったタイミングから作り始めました。今年は14週前くらいから始めているので、かなり早く準備できています。こういうところにAuthorの性格が出るのかもしれません。
リポジトリの公開は1月中旬予定です。 おそらくそれより前に形になりそうな気はするのですが、開催日まであまり日にちが長いと途中で失速してダレてしまうので、3週間前〜1ヶ月くらい前の公開がいいかなと考えています。もちろん最終判断は@takahiromさん次第です。
設計
アプリの設計についても、takahiromさんにお願いしています。今決まっている部分でいうと、KotlinでAndroid Architecture Componentsを結構ガッツリ使います。機能によってはFirebaseのいくつかの機能も使うことになりそうです。moduleもいくつか分けると思います。
設計には明確な正解がなく、色々考えて決めたものだとしてもリポジトリを公開する時にはとても緊張するものです。Twitterで「ここはよくない」「なんかモヤモヤする」といった感じで呟かれてるのを見ると、「確かにそうだよなぁ、けどこう思ってこうしたんだよなぁ」と何とも悩ましい気持ちになったりもします。何か改善点があった時はIssueかPull Requestで意見をいただけると、きっとAuthorはやりやすいんじゃないかと思うのでよろしくお願いします :bow:
Collaboratorを増やす
今年は何度かPull Requestを送ってもらえた人などはどんどんCollaboratorに追加していくのがいいんじゃないかという話をしています。 DroidKaigiのセッション一覧を見てもわかる通り、Androidアプリの開発は多岐にわたります。Pull Requestの内容に詳しい人がレビューもマージもやってもらった方がいいと思うので、今年はCollaboratorを増やしていくかもしれません。このあたりの進め方も@takahiromさんにお任せしています。
1月中旬の公開なので、時間の都合がつけば気軽にIssueを立てたりPull Requestを出したりしてもらえるとありがたいです。
公式アプリは開発者の習作のようなプロジェクトなので、初見だと難しすぎるという方もいるかもしれません。もしそういう方が何人かいるようなら、雑に解説記事を書いたりしてもいいかもしれませんね。ともあれ、自分もイチContributorとして貢献していくつもりです。また、公式アプリではないですが今年はiOSアプリも用意したいなぁと思っています。iOSDC2017に参加した時にAndroidアプリが欲しいと思ったからです。
DroidKaigi2018、開催まではまだ少し先ですが楽しみに待ちたいと思います。チケットの購入は下記のリンクからどうぞ！
