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Konifar's WIP

親方!空からどらえもんが!

Quipper Limitedに入社して3ヶ月くらい経ちました

株式会社奇兵隊からQuipper Limitedに所属が変わって3ヶ月ほど経ったので、忘れないように状況を記録しておきます。

先に言っておくと、まだ3ヶ月しか経験しておらずわかっていないことも多いです。なので、「まだ慣れきっていない人から見たらこんな風に見えてるんだなぁ」という感じで軽く読んでもらえるとありがたいです。

また、入社の経緯については、文章で説明すると誤解を生みそうので省略します。と言っても別に話せないようなことは何もないので、直接聞いてもらえれば話します。

今のチーム

Quipperは日本と海外向けに教育サービスを展開していて、今はその中のAndroidチームで働いています。

隣にPermissionsDispatcherを作った@hotchemiさんがいたり、後ろに元柔道世界チャンピオンで低レイヤーに詳しい人がいたり、癖のある人ばかりのチームです。

仕事は忙しいかとよく聞かれますが、今のところそうでもありません。3ヶ月しか経験していないからかもしれませんが、リリース自体はわりと余裕を持って組まれていますし、そもそも人数が多いので一人ひとりの負荷は低いなという印象です。

もちろん、やりたいことはやりたいと言えばいくらでも何でもできます。コードも運用も問題は山積みですので、やらなきゃいけないタスクに追われるというよりは、必須のタスクはやりつつもやりたいものも片っ端からやっているという感じです。

勤務体系

働き方について少し触れておくと、この規模にしてはかなり自由に働けていると思います。

自分は朝7〜8時くらいに会社に来て、18〜19時くらいに帰っています。9時すぎから他の人がパラパラと出社し始めますが、11時すぎくらいに来る人が多いです。

勤務時間長くない?と感じるかもしれませんが、英語の勉強や業務外の勉強も会社でやっているだけなのでそんなに苦ではありません。

リモートワークは推奨はされていませんが、特に重要な予定がなければSlackで一言「今日/明日リモートします」と言うだけで大丈夫です。台風の日はみんなそわそわしていて、出社しない人もいるし早退する人も多いです。

「来週ずっとリモートします」みたいなことも、理由があればOKです。パートナーの体調を鑑みて一週間弱リモートで働いている人もいました。

どうしても朝に映画を見たくて午後出社した時も、Slackで一言言うだけで大丈夫でした。

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自分はリモートだと集中できないので基本は出社していますが、朝新宿御苑に行きたくなって御苑で作業してから出社したこともありました。

こういう自由な働き方は乱用すると厳しくなりがちなので、これからも節度を持ってやっていきたいと思います。

仕事の進め方

ここは一番驚いたところなのですが、開発もBiz側のメンバーもほぼ全員がGitHub Issueでやりとりして仕事をしています。

CSチームからの問い合わせも、開発の技術的なIssueも、ポエムな小咄も、全てGitHubでやりとりしています。これだけ聞くとカオスになるんじゃないの?うまく回るの?と思われるかもしれませんね。自分の感想を言うと、わりとカオスです。1日に来るIssueの数は半端じゃないですし、拠点が海外に散らばっていることもあって英語と日本語が入り混じったりしています。ただ、課題はありつつも慣れてくるとそこまで問題はないなぁという印象です。

もちろん最初はIssueを追うのに苦労して時間がかかりましたが、「Issue把握するのに時間かかって辛い」という相談もIssueを立てて相談したところ、生温かい知見をたくさんいただけてよかったです。話はそれますが、jasperはIssueをさばくのになくてはならないツールになっているので感謝してもしきれません。

Androidチームの中では、週次でミーティングを行って進捗を共有し、方向性を決めています。ただ、チームの働き方についてはまだ課題が多くて、もっとチームで最高のバリューを出せないかと模索中です。マイルストーンと期日とアサインがしっかりしていないことがあるので、そのあたりをうまく決めながら進められるとよさそうだよね、という話をしています。

やったこと

そんな環境の中で、Androidの開発と細かい整備みたいなことをいくつかやりました。

  • デザインガイドラインの作成と適用
  • サインアップ画面をWebViewからNative化
  • apkサイズを13MB => 8MBにダイエット
  • AndroidチームKPTの導入
  • リリースフローのテンプレート導入
  • BizチームからのIssueテンプレートの導入
  • DataBindingにゴリゴリ置き換え
  • FirebaseRemoteConfigを使ったバナー運用
  • RedashでDAUや売上を可視化

もちろん全て自分1人でやったことではないですが、振り返ってみるとなんだか色んな問題を突ついては直しているという感じでした。色々知見も溜まったので、DroidKaigiかどこかで共有したいですね。(DroidKaigi2017はプログラムを絶賛募集中です!)

PRは100個くらいでした。

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もともと人事階層がフラットで、役職で言えば上にはCTOしかいないという状態だからか、想像していたよりずっとカオスな状態でした。

そのため、KPTやデザインの統一などチームでやった方がいいと思ったことを色々と取り入れていきました。未だに「こんなにヅカヅカと言って大丈夫かな…」と不安になったりもします。新しく入ってきたばかりで色々物を言うと、どうしても理想論というか口だけみたいになりがちで、もちろん自分がやる気持ちで言うんですがなかなか緊張するものです。

とはいえ、思ったことを素直に言うのも新人の役目だと言い聞かせて何でも言うようにしています。たまに「あれは言わなければよかった…」と後悔することもありますが、なるべく他の成果でお返しするぞと切り替えるようにしています。まぁ考えてみれば自分はいつもそういうことでグジグジ悩んでいるので、会社や社歴にはあまり関係ないかもしれませんね。

英語の環境

Quipperは本社がロンドンにあり、公用語は英語です。リクルートの中に入り日本語でのやりとりも増えていますが、AndroidチームのSlackやPRのやりとりは英語ですし、海外のメンバーとのミーティングももちろん英語です。

大丈夫なのかとよく聞かれますが、正直あんまり大丈夫ではないです!アレルギー反応みたいなものはなくなりましたが、自分で始めたKPTはまだうまく進められなくて申し訳ない気持ちでいっぱいになりますし、長文のIssueは読むのに時間がかかってしまいます。

まぁこういうのは辛いなと思っているときが一番成長していると割り切って毎日頑張るしかないですね。心なしか楽になってきた気もしますし、10年前はブラインドタッチもできなかったと考えるとまぁ英語もあまり深く悩まずにやってればいいのかなと思っています。

海外メンバーとのやりとり

一度も会ったことのない海外メンバーとチャットだけでやりとりするのは結構大変です。Androidメンバーはマニラにも2人いるんですが、彼らがどういうことに対してテンションが上がるタイプなのかもわからず、モチベーションも測りにくくて少し戸惑うすることがあります。

東京オフィスの方がメンバーが多いからなのか、会議でも発言しないことが多くて少し心配になります。たぶん心理的安全性とかそういう類の話なんですが、海外のメンバーとどうやりとりするのがいいのかは未だに模索中です。他の会社だとどうしてるのか知見を吸いたいところです。

対策の一つとして、マニラのメンバーが「日本に来てみたい」と言っているので一度日本に来てもらおうかという話が進行中です。軽いノリで「来てもらいましょう」みたいな流れになって実際に進んでいるのはさすが大きな会社は違うな…!と思いました。

今後の話

色々やってきたものの、なんだかまだ全然成果を出せている気がしません。おそらく、直接的な売上に関わる成果をそこまで上げられていないからじゃないかなと思います。すごく雑に言うと、コードは書いていてもビジネス的にインパクトのあることをやれていないよなぁという気持ちです。

Androidアプリに関して言えば、国内ではなく海外に力を入れていくべきだと思うので、チーム全体でそちらに注力できるようにしたいなぁと考えたりもします。とはいえ、国内での売上があるからこそ海外に集中できるということもあるので、バランスが難しいところです。

Androidチームのメンバーがすごい豪華なので、正直もう自分はそんなに開発やらなくてもいいんじゃ…という気持ちになったりもします。実はプログラミング自体がそんなに好きというわけではないので、少し開発から離れてもいいかなと思っています。というのも、今課題に感じているのは開発の話よりも方向性と優先順位の決定部分で、そこがなかなか決まらなかったりしてすごく歯がゆいのですよね。

なので、一度開発から離れてプロダクトマネージャーみたいなことをやりたいなぁという話を3ヶ月目の面談でCTOに話したところです。どうなるかわからないですが、こういうことを正直に話せるのはいいですね。

Quipperは最高かどうか

正直な話をすれば、Quipperに入社してよかったのかと考えることもあります。前職に無理を言って所属を変えるほどの何かを得られているのかと聞かれると、3ヶ月目の今だとまだ即答できないです。ですが、考えてみれば自分は前職でもその前でも常に満たされない気持ちを抱えていて、後で振り返ってみるとあの環境最高だったじゃん…!と思うことばかりなので最近はあんまり気にしないようにしています。

Quipperは最高か?と聞かれた時は、「結構いいよ」と返すようにしています。自分から課題を見つけて動ける人にとっては、本当に悪くない環境だと思います。圧倒的当事者意識が問われる職場と言ってもいいかもしれません。

まぁ最高な環境は自分で作るものだと思っているので、やっていくぞという気持ちです。

少し話がそれますが、グリザイアの楽園での風見一姫の台詞が最高なのでオススメです。

「所詮この世には楽園なんてない。なければ作ってしまえばいいのよ、簡単なことだわ」

そんなQuipperですが、現在Webエンジニアを絶賛募集中です。

www.wantedly.com

正直、3ヶ月目の自分からは「超最高今すぐ入社!」と堂々と言えるほどわかってはいないですが、職場環境や働き方は悪くないしお勧めできるレベルです。特に、自分の役割を限定せずに色んなところに首を突っ込みたがる人には相当向いてる職場だと思います。興味があれば、気軽に話を聞きに来てください。

6ヶ月目でまた記録を残そうと思うので、その時には自信を持って「Quipper最高だぞ今すぐ入社」と言えるくらいにはしたいですね。引き続き地道に頑張ります。