Konifar's WIP

親方!空からどらえもんが!

6年のスケジュールの変化

Kyash Advent Calendar 2023 23日目の記事です。

Kyashに入社して6年が経ちました。

Androidアプリのエンジニアとして入社し、Androidを書いたりiOSを書いたりGoを書いたり、CSチームで問合せ対応をしたり、MobileチームのEMをやったりQAとしてテストの自動化をやったりして、今は開発組織全体のマネジメントをしています。あと4年前には子も産まれました。色々ありましたね。

最近他社のマネージャーに時間の使い方の話を聞いた時にとても面白かったので、自分の6年間のGoogleカレンダーのスケジュールの変遷を書いてみます。

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マネジメントとしての意思決定振り返り

Engineering Manager Advent Calendar 2023 15日目の記事です。

KyashでEngineering Managerとして1年半、VP of Enginneringとして2年やってきました。

体系的な話は HIGH OUTPUT MANAGEMENTエンジニアリング組織論への招待エンジニアリングマネージャーのしごと といった素晴らしい書籍にまとまっているので、自分はケーススタディとしてVPoEになってからの具体的な意思決定の記録を残しておきます。EMの時の話は過去にまとめています。

先に書いておくと、綺麗にうまくいった / いっているという話はそんなに多くはありません。マネジメントに限ったことではないですが、常に意思決定と修正の繰り返しを続けています。うまくいったかダメだったかという2択ではなく、「うまくいくまで色々なトライを続けている」という感覚が近いかもしれません。まわりから見ればめちゃくちゃ小さな話と感じる意思決定もあると思います。ちょっと緊張しますが、もしかしたらこのケーススタディが誰かの参考になるかもしれないと割り切ってエイヤと書きます。

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VPoE READMEを書いて3ヶ月経った振り返り

2022年1月からKyashで VP of Engineering(以下、VPoE)という役割で開発組織全体を見ています。VPoEになった背景はまた別途書くとして、この3ヶ月は反省も学びも多かったので振り返りを書いておきます。

自分がVPoEになった時、VPoE README というドキュメントを社内に共有しました。同じ内容をKyashの採用GitHubリポジトリで公開しています。

github.com

今回はこれを自分で読み返して引用する形で振り返ってみます。先に注意をしておくと、体系だった話やどこでも応用が利くような話というよりは、完全に自分個人の振り返りの内容になっています。

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Engineering Managerをやめた

この記事は Kyash Advent Calendar 2021 2日目の記事です。

2020年1月から2021年6月まで、1年半ほどKyashでEngineering Managerをやっていました。2021年7月からはロールを変えて、QAチームのいちメンバーとしてAPIのテストやテストの効率化に取り組んでいます。

EMをやめた経緯とやめた後の所感を備忘として残しておきます。

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丸川正人の達人的気遣い

SHIROBAKO Advent Calendar 2021 始まりました。今年もよろしくお願いします。

SHIROBAKO Advent Calendarも7年目に入ったので、そろそろ劇場版の話をしましょう。

劇場版よかったですね。劇場版の中で印象的なシーンと言えば、開始30分くらいの『カレーとおでんの店。キッチンべそべそ』で見せた宮森の涙をあげる人も多いでしょう。正直に言うと、自分はあのシーンまでの流れがつらくてBlu-rayを買ってから何日かは鑑賞する気になれませんでした。

今は普通に見れるようになったので見返してみましたが、あのシーンの丸川正人 (元社長) の表情や振る舞いがめちゃくちゃいいんですよねぇ。宮森が店に入ってきた時から順に見て行きましょう。

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iOSDC 2021 LTで話した『Kyash iOSアプリのQAの歴史』のスライド補足

iOSDC 2021 のLTで『Kyash iOSアプリのQAの歴史』というタイトルで話してきました。

speakerdeck.com

Kyashのアプリがリリースされてからの4年半でやってきたことを5分で話すということで説明を省いたところも多かったので、少し補足を入れながら紹介しておきます。

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