Konifar's WIP

親方!空からどらえもんが!

仕事を任された時は目的を意識した方がいい

後輩から質問された時、質問の意図がわからなくて「これってそもそも何のためにやってるんだっけ?」と逆に聞き返すことがあります。

で、たまに「わかりません」と返されることがあって、「じゃあなんでやってるの?」と聞くと、だいたい 「○○さんからそう言われました」という感じの返事が返ってきます。

これ別に後輩だけが悪いわけではないんですけど、そういう仕事のやり方だと色々しんどいだろうなぁと思うんですよね。ただ、じゃあどうすればいいのかってところを整理できてなくていつも伝えられないので、思考整理しておこうと思います。

もちろん仕事のやり方というのは組織によって様々ですし、全てのケースで当てはまるものではないと思います。また、そもそも仕事を渡されるのを待ってる時点でダメだろみたいな考えもあるかもしれませんが、あくまで自分自身の整理としてまとめます。

続きを読む

帰宅前の溢れるやる気を持続させる

他の人はどうかわからないですが、自分は 会社から帰宅する前にやる気が異常に高まることがあります。

仕事でも個人の活動でも「今日は家帰ったら朝までやってやるぜ」みたいな感じで、何でもできそうな気がするくらいやる気に満ちあふれるんですよね。完全にやる気MAX状態なんですが、そのほとばしるやる気のままに行動するかというと、まぁ実際はうまくいかないことが多いです。

参考までに、自分のダメパターンを書き出してみます。

  • まず家帰って飯食って、ちょっとゆっくりしたら 「あれ?俺のやる気どこ行っちゃったの?」ってなり始めます。

  • 23時くらいに 「よっしゃ23時半からやるぞ!」と思ってアニメ見てたら23時34分くらいになります。

  • 「キリが悪いから0時からオールで頑張るぞ!」とか思ってたらいつの間にか1時になってて、 「まぁ6時まで5時間もある!俺たちの夜はここからだ!」とか考えつつTwitter見てたら2時になります。

  • このあたりから 「朝の方がパフォーマンス上がるらしいから今日は寝て朝5時からやるぞ!」とか考え出して布団に入るんですが、結局寝るのは3時を過ぎます。

  • 起きたら8時回っていて一気にやる気が削がれて 「今日仕事終わったらやるぞ!」という感じでスタートをずらすという負の無限ループに陥ります。

なんか文字にしてみるとめちゃくちゃダメな奴みたいですが、未だにこういう怠惰な感じになることはあります。

行動を書き出してみると何がダメかよくわかるんですけど、 家帰って最初に一息ついた時点で割と詰んでるんですよね。

自分でもわかってはいるんですよ。ソファでちょっとキングダム読んだら、際限なく続きを読んでしまうことくらいわかってるんです。わかってるのに、何も工夫しないとどうしても最初に怠惰の元となる行動をやってしまうんですよ。

こんな感じで怠惰に過ごしてしまった時の後悔は辛いので何とかしたいなぁと思っていたんですが、最近少し解決しつつあるので自分の方法をまとめておこうと思います。

あくまで自分の方法なのでたぶん万人に当てはまるものではないと思いますが、自分のメモとして残します。

続きを読む

すごそうに見える先輩も実は成長途中だったりする

先日、後輩エンジニアのコードレビューで「ここはこうした方がいいと思うよ」みたいな指摘をしたら、 「けど、前にkonifarさんにこう言われたから…」というコメントが来て、めちゃくちゃ申し訳なくなりました。

実はこういうやり取りたまに発生するんですが、毎回心苦しい思いをします。言われた側からすると 「前と言ってること違うじゃん…」って感じるんですよね。自分もそういう経験があるので、本当に申し訳なく思います。

前は考えが違ったんだよと言ってしまえばそれまでなんですけど、後輩に理不尽な思いをさせるのも嫌ですし、どう感じているのかちょっとまとめておこうと思います。

先に補足しておくと、自分の言い訳メモみたいな話なので、万人に当てはまるものではないです。

続きを読む

エンジニアの「できない」という言葉の裏側

「ここ、こんな感じにできませんかね?」と言われたエンジニアが、「うーん、それはちょっと厳しいですね。できないです」と返すみたいなやりとりは結構見かけます。

この「できますか?」⇒「できない」というやりとりなんですが、「できない」という言葉にはいくつか裏が考えられます。言葉足らずだっただけでちょっとした調整をすればできるよね、というケースもあるので、「できない」という言葉の裏側をまとめておこうと思います。

先に補足しておくと、「エンジニアの人の言葉が足りなすぎるでしょ」という意見ももちろんあると思います。こういうコミュニケーションは、お互いの信頼度によっても変わってくるので難しいところです。お互いが相手に伝わるように意識すべきだと思うんですが、 エンジニアから「できない」と言われた時にどういう意味で言ってるのか想像しやすくなればいいなという思いで書いておきます。

ちなみに、「(できるけどやりたくないから)できないです」というケースもあると思いますが、今回は除外して考えます。

続きを読む

質問された時は相手が何を聞きたいかを意識した方がいい

後輩に「今やってるやつ今日中に終わりそう?」と聞いた時に、 「あ、今◯◯をやっていて、△△という状態ですね…」みたいな返事をされて、質問に対して返答がちょっと噛み合ってないなぁと感じることがあります。

後輩が頑張ってることはよく知ってるんですがちょっと注意したくて、けどどう伝えればいいのか自分でもわからないので、思考整理しておこうと思います。

結論から言うと、 質問された時は自分が何を伝えたいかよりも相手が何を聞きたいかを意識した方がいいよという話です。もちろん質問される相手や状況にもよりますが、今回は仕事で何か質問された、というケースで考えてみます。

続きを読む

ポルノ写真投稿対策として肌色フィルタ作った話

写真投稿系のアプリだと必ず問題になると思うんですが、ユーザーが増えてくると ポルノを投稿をするユーザーが0.7〜1.0%くらいは出てくるんですよね。

本業のTaptripは海外のユーザーが99%以上なんですが、やはりポルノを投稿するユーザーが1%くらいいます。中でも中東地域のユーザーが投稿するポルノ写真は結構ヤバくて、 中学生が見たらトラウマになっちゃうんじゃないかってレベルです。

Googleの提唱するFamilySafetyの理念にも反しますし、電車の中でいきなり表示されると気まずいということもあって、昨年 『肌色フィルタ』というのを作って暫定対応しました。

ですが、最近もっと良い対策を入れたことで肌色フィルタは役割を終えることになったので、供養を兼ねてまとめておこうと思います。

先に言っておくと、AIやディープラーニングみたいな技術的なチャレンジはやっていません。あくまで工数かけずに50〜60%のポルノを捕捉するために実装してみたよという話なので、「なんか時間ない中で工夫してみたんだなぁ」という感じで生暖かく見ていただけると嬉しいです。

続きを読む

仮に自分が100%悪いとしたらどうすべきだったかという切り替え

1年ちょっと前の話なんですが、中国にオフショアで依頼していた開発がかなり遅延してしまったことがありました。締切に1週間以上遅れた上にコードもひどい感じで、終わった後の振り返りはとても気まずかったです。

あくまで自分の場合はなんですが、こういう自分以外の誰かが関わる仕事で失敗した時の振り返りって、 人のせいにしてしまいがちです。「なぜ遅れてしまったのか?」と言われると、 「だって中国チームがイケてなかったんだもん…」みたいな考えがよぎってしまうんですね。

実際にそれが一番の原因だったとしても、そこで思考停止してしまっては次につながらないです。そういう他責な考えがよぎりそうになった時にどう思考を切り替えているか、自分の考えをまとめておこうと思います。

続きを読む