Konifar's WIP

親方!空からどらえもんが!

KyashでEngineering Managerとしてやってきたこと / やっていくこと

2020年1月から1年ほどKyashでEMをやっています。

今までチームをリードしてきたことは何度かありましたが、いわゆるマネジメントという役割は初めてでした。EMについて抽象化した話ができるほど自分の中で咀嚼できているわけではありませんが、思考整理を兼ねてやってきたこととやっていくことをまとめておこうと思います。

ここに書く内容は当然自分だけでやってきたわけではありません。他のメンバーによって支えられてきたことの方が多いです。文章量の都合で端折ることもありますが、自分だけで色々やってきたみたいに捉えられるとなんだかむず痒い気持ちになるので一応前提として書いておきます。

続きを読む

Engineering Managerとしての人の頼り方

この記事はEngineering Manager Advent Calendar 2020 19日目の記事です。

Kyashで2020年1月からEMをやっています。今までチームをリードしてきたことは何度かありましたが、いわゆるマネジメントという役割は初めてで、本やブログ記事で勉強しながら色々と試行錯誤してきました。

EMとしてやってきたこととこれからやっていくことは下記にまとめてあります。

konifar.hatenablog.com

今回は「人を頼る」という自分の苦手だった分野にフォーカスして書いてみようと思います。権限委譲の話というよりは、期待のすり合わせのような話です。

続きを読む

会社の過去の出来事をお知らせする『今日は何の日?bot』を作りました

ちょっと思い立って『今日は何の日?』というSlack botというのを作って会社のSlackに入れてみました。今のところまあまあいい感じなので、背景や仕組みを記しておこうと思います。もしかしたら他社でも役に立つかもしれません。

続きを読む

SHIROBAKO ロロの恋の行方

SHIROBAKO Advent Calendar 2020 始まりました。

Advent Calendarも6年目になりますし、原点回帰*1してロロの恋の話をすることにしましょう。 本当は劇場版について書きたいところなんですが、コロナの影響で1回しか見れていないのでまだ咀嚼しきれていないんですよね。

f:id:konifar:20201201011224p:plain

*1:Advent Calendar2015にて自分が最初に書いた記事は、ロロの何が俺の心を震わせるのかだったのでした。

続きを読む

送金先や金額がプリセットされたKyash二次元バーコードの作り方

この記事は Kyash Advent Calendar 2020 1日目の記事です。

Kyashアプリでは、以下のようにユーザーの二次元バーコードを読み取って送金や請求を行うことができます。

この二次元バーコードを読み込むと ユーザーの画面が表示される

この仕組みを使って、オフィスでの飲食物や即売会での同人誌の決済の際に二次元バーコードを設置しておくといった形で利用されています。

仕組み自体は二次元バーコード化されたDeeplinkをアプリ内で判別してユーザーの画面を表示しているだけです。実は送金・請求画面を直接開いたり、金額やメッセージをプリセットする仕組みも用意されています。

コロナの状況で利用の機会が減っていて今さら感あるかもしれませんが、今回はこの仕組みについて説明しようと思います。

続きを読む

Google Apps ScriptでZendesk Guideページ内で使っている画像の一覧をSpreadSheetに書き出す

Zendesk GuideでFAQページを作っているサービスはわりと多く見かけます。

サービスのリニューアル時などたくさんの画像を一気に変更しなければならないことがあると思うんですが、Guideの全ページを開いて確認するのは大変です。そこで、Zendesk Guide内で表示している画像を一覧で見れるようにしてみました。

Google Apps ScriptでクロールしてSpreadSheetに結果を記入するだけなのですが、もしかしたら未来の自分含めて他の誰かに役立つこともあるかもしれないので書いておきます。もし他にいいやり方があれば教えてもらえるとありがたいです。

続きを読む

ZapierでGoogleカレンダーの複数のイベントを取得する

ZapierでGoogleカレンダーのイベントを取得したい場合、条件を指定して直近のひとつのイベントしか取得できません。複数のイベントを取得する場合は、スクリプトを自分で書く必要があります。

今回はPythonからGoogle Calendar APIを呼んで取得したんですが、OAuth認証で使うアクセストークンの取得などが少し面倒だったので備忘のために手順を残しておきます。各種IDやトークンは適当な文字列にしてあります。

続きを読む