Konifar's WIP

親方!空からどらえもんが!

登壇予定を先に埋めてキャッチアップするということ

今年はちょっとアウトプットを増やそうと思って、月に2回以上どこかで何かを発表するようにしています。これがなかなかいい感じに回っているので、感じたことを書き留めておこうと思います。

緊張感を持って勉強するということ

エンジニア職の場合、今仕事で必要な技術以外に日々のキャッチアップをしておくことがとても大事です。とはいえ、通常業務も忙しいと思うのでなかなか時間を取れないという人も多いと思います。自分もまさにそのタイプです。

そこで、無理やり時間を取らざるを得ないように先に登壇予定を入れるようにしてみたわけです。 人前で話すとなればちゃんと勉強しますし、下手なことも言えないので自分だけで勉強するより深く知ろうとします。緊張感大事だなぁと思いました。

何を話すかは後で考えればいい

connpassか何かで先に予定を埋めてしまいます。LTでも何でもいいです。話す内容は後でもいいので、とにかく決めてしまいます。

話す内容を後で決めるとどうなるかというと、何を話していいかめちゃくちゃ迷うわけです。 こんなことを話しても誰のためにもならないんじゃないかな…とか、こんな内容だと赤っ恥かきそうだな…とか考えて、何を話してもみんな知ってそうな気がして迷走します。

自分はチキンなのでいつもすごく迷って、発表前に何か調べてはこれもダメそうあれもダメそうと右往左往してます。で、結果として1つに決めて資料作って発表するわけですが、その頃には割と色々キャッチアップできているんですよね。

その時は必死で余裕ないんですが、振り返ってみると自分だけで学ぶよりかなり効率がいい気がします。

SHIROBAKO17話「私どこにいるんでしょうか」の中で、ベテランアニメーターの杉江さんが言っていた台詞がとても的を射ています。

人に教えるということは、自分にも教えるということだからねえ。 言葉にして伝えることで、改めて分かることこともあるし、自分がちゃんと理解してないと教えられないからね。

ちょっと背伸びしてみるとより良い

オススメなのは、ちょっと気後れしてしまうくらいの場で発表することです。まわりに有名な人ばかりみたいな状況だったり、たくさん人がいたりするところなど。勇気を持って手を挙げてみるとよいです。 死ぬほど緊張しますがその方が必死になるし、意外と死なないので何とかなります。

SHIROBAKO第22話「ノアは下着です。」で、ベテランアニメーターの杉江さんが若手に以下のように伝えています。

僕は才能っていうのは、なによりまずチャンスを掴める握力と 失敗から学べる冷静さだと思う。 絵の上手い下手はその次だ。 僕は僕より上手い人間が、わずかな自意識過剰やつまらない遠慮のせいでチャンスを取りこぼしてきたのを何度も見た。 惜しいと思うよ、未だにね。 僕は運が良かった。

気後れしても、ちょっと背伸びしてみるの大事です。

ぼっちになりにくくなる

発表するとぼっちになりにくいです。 懇親会でも結構話しかけてきてくれたりします。人見知りな自分からするとものすごくありがたいことです。

何度か発表していると、見たことある人もできて気持ちも楽になります。 また、Twitterでつながったりすると有益な情報をキャッチできてアンテナも高くなります。いいことづくめです。

まずは一歩踏み出すと何かを得られる

最初に発表するのってすごく緊張すると思うんですが、最初に一歩踏み出すのが大事です。

自分が初めて発表した時はたしかStartUpWeekendのピッチで1分でしたが、マイクを持つ手が震えました。

初めてLTした時は緊張でめちゃくちゃ噛みました。

初めて20分くらいの発表をした時は練習しまくったおかげかうまくいった気がしますが、緊張しててあんまり覚えてません。

世界コスプレサミットのアプリコンテストで優勝した時は、200人くらいの人の前で3分間アプリの説明しなきゃいけなくてかなりビビりましたが、それ以降人数では全く気負わなくなりました。

少し背伸びして勇気を持って手を上げて、チャンスがあるなら全力でその準備をするのが重要なのかもしれません。

もし失敗したら次に活かせばいいです。すごく落ち込みますし、その場で聞いていただいていた方には申し訳ないですが、マイナスにはなりません。もしかしたら、こういう発表もありなんだと思って一歩踏み出してくれる人もいるかもしれません。

実際どうかはわからないですが、要は気持ちの持ちようです。

SHIROBAKO第7話「ネコでリテイク」の中で、ベテランアニメーターの杉江さんが若手の女の子にこんな台詞を伝えています。

速く描くには上手く描く。 上手く描くにはいっぱい描く。 いっぱい描くには速く描く。 技術とスピードは実はまったく別の問題でね。

失敗するかもしれないし、本来の実力には見合わないかもしれないですが、それでも必死に数をこなしていくのも重要じゃないかなぁと思ったり。

ということで、もう少しこのペースで頑張ってみようと思います。